1971年の「東京いのちの電話」以来、各地で電話相談が開局されており、それに伴い多くの相談員が必要となっている。
しかし、倫理や傾聴の技術などを学ばず、善意やボランティア精神だけで相談員を務めることは、あまりにも危険な事といえる。
本書は電話相談員の研修を担当する筆者が、様々な事例に則って、相談者の心の動きや対応についてを解説。専門家/非専門家を問わず、電話相談に携わる全ての人々に役立つ一冊である。
<目次>
1.総論 | 8.感受性訓練 |
2.自己理解と他者理解 | 9.ロールプレイ |
3.事例研究 | 10.スーパービジョン |
4.危機介入 | 参考資料 |
5.心病む人 | あとがき |
6.頻回通話者 | 著者紹介 |
7.電話相談と性 | |
著作: 佐藤 誠 / 高塚 雄介 / 福山清蔵
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